風船バレーの原点は、
「ラリーを楽しみ、誰でも簡単に参加できる。」と、
皆さん声を出し合い”ふれ愛・ささえ愛・笑い愛”を大切に、
ハンデのある選手を中心としたルールから成っています。
HP(ハンデプレーヤー)とは、
プレーに支障のある選手、障がい者・幼児・高齢者(65歳以上)のことです。
AP(アドバンテージプレーヤー)とは、
障がいの有無に関係なく、プレーに支障のない選手のことです。
コート
バドミントンのダブルスコートを使用します。
大きさ:6.1m×13.4
ネットの高さ:1.55m
サービスライン:1.98m
ボール
直径40cmに膨らませた風船に鈴を2個入れて口をテープで貼ったものを使用
チーム
HP3~5名とAP1~3名の6名で構成します。
ハンデレベル(ハンデの合計は、1チーム18点以内)
- 1点=自力でボールを追えず、ボールコントロールの出来ない選手
- 2点=ボールを追うことと打つことに部分的なサポートの必要な選手
- 3点=ほとんどのプレーができ、少しのハンデのある選手(幼児・高齢者も含む)
- 4点=プレーに支障のない選手(障がい者でもプレーに支障がなければ4点)
ルール
ボールが自コートに入って、6人全員が打ち10回以内に相手コートに返す。
10回以内に1人2回まで打つことができるが、連続で打つことは出来ない。
選手のポジションは自由とし、交代も自由(時間制限有)。
進行
ボールは片手で打ち、もう片方の手は他の選手のサポートに使うよう配慮する。
ゼッケンは1・3・5がHP、2・4・6はAPが原則。
アタッカーは、1・3・5のHP選手が行う。
サーブ
チーム交互にする。(得失点に関係なく)
2回制(HP・AP・HP・AP~の交互順)
サービス(アタック)ラインを踏んでも越えても反則、HPは考慮あり。
HPは任意の場所(打ち込みができるHPはアタックライン)
HPはトスのアシストとサーブ後の1打のアシストを受けることができる。
※チーム1回目の打球は、体の2か所以上に接触してもセーフとする。
※ボールのイン・アウトは着地点で決める。
反則
- ナットオール
- オーバータイム
- ドリブル
- ホールディング
- ジャンプ
- タッチネット
- オーバーライン
「ナットオール」とは、
チーム全員が打つ前に相手コートに返球した場合。
「オーバータイム」とは、
10回以内に相手コートに返球できない場合。
「ドリブル」とは、
明らかに同じ選手が続けて2回ボールを打った場合。
「ホールディング」とは、
明らかにボールを持ったり、運んだりした場合。
「ジャンプ」とは、
サーブ・アタック時にジャンプをした場合。
「タッチネット」とは、
ボールを打つ時と打った後にネットに触れた場合。
「オーバーライン」とは、
アタック(サーブ)動作後にサービスラインを踏んだり越えた場合。
※HPのドリブル・ホールディングは考慮する。
勝敗
10分の時間制。または15点先取。
得点はラリーポイント制(HPに配慮)
※このルールは大阪大会パラレルルールを参照